【アルミ13】亜鉛めっきに最適な砥石と溶接棒を紹介【Z-1Z】

本記事を読んでわかること
  • 亜鉛めっきの研削に適した砥石「アルミ13」について
  • 亜鉛めっきの上から溶接できる溶接棒「Z-1Z」について

亜鉛めっきされた鋼材の研削や溶接でお困りではないでしょうか。

一般的に亜鉛めっきされた鋼材は溶接には不向きとされており、溶接をしなければならないときは、溶接箇所のめっきをグラインダーで削る作業を行います。

その際、通常の砥石で亜鉛めっきを削ってしまうと、すぐに目詰まりしてしまい交換頻度が多くなってしまいます。

亜鉛めっきに適した砥石や溶接材料が知りたい…!

上記のような悩みを抱えるお客様向けに以下の製品をご紹介します。

①めっき剥離作業において長時間研削力を維持できる砥石「アルミ13

また本記事は亜鉛めっき対策製品の紹介ということで、溶融亜鉛めっきに適した溶接棒もご紹介します。

②溶融亜鉛めっきの上からでも溶接することができる溶接棒「Z-1Z

プラント配管やプレファブ配管業のお客様には耳寄りな情報になるかも!?

亜鉛めっきされた鋼材を扱うことの多い業者さまは是非最後まで読んでみてください。

目次

アルミや亜鉛めっきに最適な砥石「アルミ13」

目詰まりを防止し、研削力が長時間持続する砥石としてニューレジストン(株)の「アルミ13」をご紹介します。

その名の通りアルミを研削するための砥石として出た製品なのですが、亜鉛めっきの研削に対しても優れた性能を発揮します。

>>ニューレジストン(株)アルミ13紹介ページはこちらから

配管用炭素鋼管(SGP)や水配管用亜鉛めっき鋼管(SGPW)の研削・溶接が多い、管工事業向けの砥石といえるでしょう。

今使用している砥石がめっき剥離の際によく目詰まりしてしまい困っているという方は是非使ってみてください。

亜鉛めっき部分を削るという作業用途に抜群の耐久力を発揮するよ。

亜鉛めっき剥離作業だけでなく、溶接ビードの研削や表面研削にも対応できる製品を探しているという方には、同社製のブルーセラックがおすすめです。

使用用途に応じて砥石を切り替えることで、作業性向上やコストダウンが期待できます。

溶融亜鉛めっきの上から溶接できる溶接棒「Z-1Z」

先述したとおり、亜鉛めっきされた鋼材は溶接には不向きとされているため、一般的な溶接材料を使用する場合はめっきを削る作業が必須になります。

削っておかないと熱によってガス化した亜鉛が溶接欠陥の原因になるんだ…。

めっき剥離に最適な砥石として「アルミ13」を紹介しましたが、もしめっきを削ることなく溶接する場合は、亜鉛めっきに適した溶接材料を使用しなければなりません。

亜鉛めっき用の溶接材料としてメーカー各社が溶接ワイヤや溶接棒を出しておりますが、本記事では(株)神戸製鋼所の「Z-1Z」という溶接棒を紹介します。

>>(株)神戸製鋼所 Z-1Zの製品情報はこちらから

この製品が出る以前は、亜鉛めっき溶接の問い合わせを受けた際、「亜鉛をグラインダーで削ってZERODE-44で溶接してください」とお答えしていたのですが、今ではZ-1Zを紹介することができるようになりました。

売りはなんといっても亜鉛の目付け量が多い(=亜鉛めっきがしっかりと塗られている)鋼材に対しても、亜鉛を除去することなく使用できるという点でしょう。

亜鉛向きの溶接材料といえど性能は様々で、目付け量が多い場合には使用を推奨していないものも存在する中で、多量にめっきが塗られていても使えるというのは安心の一言です。

現場で亜鉛が除去できない or 除去がめんどくさい場合は是非使ってみてください!

まとめ:亜鉛めっき研削に砥石アルミ13、溶接に溶接棒Z-1Z

本記事のおさらい
  • 亜鉛研削時の目詰まり防止に「アルミ13」
  • 目付け量の多い亜鉛の溶接に「Z-1Z」

亜鉛めっきに適した製品を用途違いで2つ紹介しました。

砥石で削るにしろ、そのまま溶接するにしろ、亜鉛めっきに適した製品があるということを知っておくだけでも、いざというときの役に立つかもしれません。

用途に応じて最適な製品を使うことで低コスト化、生産性向上を目指してください。

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