- 高圧ガス容器の刻印の意味

高圧ガス容器に打刻されている英語や数字にはどんな意味があるの…?



実際の容器画像を見ながら刻印の意味を理解していこう。
高圧ガス容器の上側の方を見ると、何やら意味ありげな記号や数字が打刻されています。
それがどういう意味があるものなのかを理解することで、容器の内容量や耐圧検査を受けるまでの期間がわかるようになります。
高圧ガス容器にとって非常に重要な情報が記載されていますので、ガスを取り扱うことが多い方は是非最後までお付き合いください。
高圧ガス容器の刻印の意味


上記画像より、刻印部分に番号を振っているので順に解説していきます。
① O2という刻印が打っていますが、これは容器の中身が酸素だということを意味しています。
② 見えにくいですが「P074」と打っています。これは容器所有者の登録番号を表しており、当社は「P074」です。
③ 容器の記号、番号です。どこに販売したかなどの容器の管理を行うために必要です。
④ V:容器の内容積(L)です。47.4Lのものに7㎥(7000L)もの気体を充填するのですからいかに中の圧力が大きくなるかがわかります。
⑤ W:容器の質量(kg)です。あくまで容器の質量なので、充填されている状態の容器はもっと重くなります。この重量なので必ず立てたまま転がすかボンベ台車で運搬しましょう。


⑥ 容器検査に合格した年月です。写真の容器だと2015年9月になります。
⑦ TP:耐圧試験における圧力を表します。単位のMはMPa(メガパスカル)です。
⑧ FP:最高充填圧力です。この圧力を超えて充填してはいけません。
古い容器は圧力単位がメガパスカル表記ではなく、kgf/㎠で表示されていることがあります。その場合はおよそ10倍している数値が刻印されています。
⑨ 容器再検査に合格した年月です。写真の容器だと2020年12月になります。古い容器になるとこの日付がたくさん打刻されていて、どれが最新の日付か探すのに苦労します。
最後に
今回は7㎥の酸素容器を例に挙げましたが、例えばボンベサイズが小さくなると当然V(内容積)やW(質量)は変わってきます。
個人的には、すぐに充填できるかどうかの情報でもある⑨容器再検査に合格した年月が最も意識して確認するべき刻印だと感じます。
本内容の中で容器再検査とか耐圧試験というワードを出しましたが、これらに関しては下の記事にて解説しております。


今回ご紹介した知識が少しでも読んでいただいた方のお役に立てれば幸いです。
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